ヴィーナス (映画)
ヴィーナス | |
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Venus | |
監督 | ロジャー・ミッシェル |
脚本 | ハニフ・クレイシ |
製作 | ケヴィン・ローダー |
製作総指揮 | テッサ・ロス |
出演者 |
ピーター・オトゥール レスリー・フィリップス ヴァネッサ・レッドグレイヴ |
音楽 |
デヴィッド・アーノルド コリーヌ・ベイリー・レイ |
撮影 | ハリス・ザンバーラウコス |
編集 | ニック・ガスター |
配給 |
ブエナビスタ インターナショナル ヘキサゴン・ピクチャーズ/シナジー |
公開 |
2007年1月26日 2007年10月27日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $7,261,490[1] |
『ヴィーナス』(Venus)は、2006年公開のイギリス映画。ピーター・オトゥールは出演当時73歳だった。
ストーリー
[編集]70代の俳優のモーリスは旧友のイアンと会い、彼の姪の娘ジェシーが彼のアパートにやって来ることを知る。モデルの道を目指すというジェシーと出会ったモーリスは彼女を様々な場所へ連れ出す。ロイヤル・コート劇場ではファンがいてモーリスの知名度に驚く。面白くないというので幕間に劇場を出てパブに行き、モーリスはパブでバカルディのおいしさを知る。モーリスは、ジェシーと会うことで自らの心が変化していくことに気付く。ロンドン・ナショナル・ギャラリーでディエゴ・ベラスケスの「鏡のヴィーナス」を見せ、コックニー丸出しの田舎娘を「私のヴィーナス」と呼び始め、触らせてくれと嘆願する。時折訪れる元妻から「あなたは人生の最後の最後までヴィーナスに狂って破滅する」となじられる。ある日、連れて行ったオックスフォード通りの店でジェシーが好きなドレスを見つけ、モーリスは持ち合わせがなくて恥をかかせたと激怒したジェシーは店から駈け出し、二度とモーリスに会いたくないという。
前立腺の手術を受けたモーリスの見舞いに来たイアンはジェシーを故郷に返すと話す。モーリスはジェシーに会うために強引に退院。しかし、ジェシーは留まることに。2人がモーリスのアパートにいると突然、ジェシーがお風呂に入りたいと言う。モーリスはバスルームの外に座り、ドア越しに話を始める。ジェシーは妊娠して男に冷たくされて中絶となったことを話す。モーリスは彼女を夕食に誘い、2人は翌日の午後会う約束をするが、見事にすっぽかされる。次に会った時、ジェシーはタトゥをいれたいというので、連れて行くが新しい男に合わせたタトゥだった。イアンとはジェシーをめぐって激しく喧嘩。ジェシーが家にやってくるが、散歩の間に男と寝ていた。男を殴ろうとして逆にケガをする。病院のベッドがいっぱいで家でジェシーが看病することになり、二人で海に行った時に、モーリスがこと切れる。
葬儀にはたくさんの人が集まり、交遊の深さを知る。ジェシーはそのままモーリスの家に残り、裸体画のモデルをする。
スタッフ
[編集]- 監督:ロジャー・ミッシェル
- 製作:ケヴィン・ローダー
- 脚本:ハニフ・クレイシ
- 音楽:デヴィッド・アーノルド、コリーヌ・ベイリー・レイ
- 撮影:ハリス・ザンバーラウコス
- 衣装:ナタリー・ウォード
キャスト
[編集]- ピーター・オトゥール:モーリス
- レスリー・フィリップス:イアン
- ヴァネッサ・レッドグレイヴ:ヴァレリー(元妻)
- リチャード・グリフィス:ドナルド
- ジョディ・ウィッテカー:ジェシー
参考文献
[編集]- ^ “Venus” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年11月14日閲覧。